「All The Things You Are」コード進行分析

ジャズスタンダードの定番曲

「All The Things You Are(オールザシングスユーアー)」のコード進行を分析してみよう

※楽曲キーを変更した時にすぐ対応できるようにローマ数字による度数でコード進行をアナライズしています。
※楽曲キーによる色分けを下記のようにしています。

■「A♭メジャーキー」=文字
■「Cメジャーキー」=文字
■「E♭メジャーキー」=文字
■「Gメジャーキー」=オレンジ文字
■「Eメジャーキー」=文字
「All The Things You Are(オールザシングスユーアー)」コード進行

A:│Fm7(Ⅵm7)B♭m7(Ⅱm7)E♭7(Ⅴ7)A♭(Ⅰ)D♭(Ⅳ)
Dm7♭5(Ⅱm7♭5)G7(Ⅴ7)C(Ⅰ)C(Ⅰ)
B:│Cm7(Ⅵm7)Fm7(Ⅱm7)B♭7(Ⅴ7)E♭(Ⅰ)A♭(Ⅳ)
Am7♭5(Ⅱm7♭5)D7(Ⅴ7)G(Ⅰ)G(Ⅰ)※Bm7(Ⅲm7)E7(Ⅵ7)│
C
:│Am7(Ⅱm7)D7(Ⅴ7)G(Ⅰ)G(Ⅰ)F♯m7(Ⅱm7)B7(Ⅴ7)E(Ⅰ)
Gm7♭5(Ⅶm7♭5)C7(Ⅲ7)
D:│Fm7(Ⅵm7)B♭m7(Ⅱm7)E♭7(Ⅴ7)A♭(Ⅰ)
D♭(Ⅳ)D♭m7(Ⅳm7)Cm7(Ⅲm7)Bdim(♭Ⅲdim)
B♭m7(Ⅱm7)E♭7(Ⅴ7)A♭(Ⅰ)Gm7♭5(Ⅶm7♭5)C7(Ⅲ7)

イントロとエンディングのパターンについて

│D♭7(♯9)│D♭7(♯9)│C7(♯9)│C7(♯9)│
セッション等では上記のコード進行で始まり、
終わるのが定番という感じですので覚えておきましょう。

「All The Things You Are」の特徴とポイント

メロディのほとんどがそれぞれのコードトーンの3度の音で構成されていますので
メロディを弾くこと(身体にしみつくまで弾くこと)でジャズの基本的アドリブ手法の感覚が身につきます。
そして、このメロディを中心にビバップジャズの特徴であるクロマチックフレーズによる
アプローチノートを足していくと本格的なビバップジャズフレーズで
簡単にアドリブすることができるようになります。

また、「All The Things You Are」の特徴として、1曲の中にキーチェンジ(移調)が5つあります。

つまり、転調を常に意識して練習する必要があります。
ただし基本的にツーファイブによるわかりやすい転調パターンですので
覚えたツーファイブフレーズを移調して色々なキーで弾く練習曲としては最適な曲でもあります。
ポイントとしては、まずは自分のストックしているツーファイブフレーズを当てはめる練習をして
耳が転調する箇所を自然に感じるようになったら
次にツーファイブフレーズの前後のつながりを意識して取って付けたフレーズにならないように
(歌ったアドリブフレーズになるように)意識して弾くようにします。
転調だらけで難しい曲と思われるかもしれませんが
逆に捉えるとツーファイブフレーズの課題練習曲としては素晴らしい楽曲です。
定番のツーファイブフレーズの練習方法として、一個フレーズを覚えたら12個のキーに移調して練習しますが、
ただひたすら移調して練習してもメリハリがないため飽きてしまいがちですが、
実際のスタンダード曲で実践的に練習できるのでやりがいがある曲だと思います。
「All The Things You Are」はとても奥が深〜いスタンダードの名曲ですね〜

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