BUMP OF CHICKEN 「ray」の楽曲分析をしてみよう

今回は初音ミクとのコラボでも注目されている
BUMP OF CHICKEN 「ray」の楽曲分析をしてみましょう

楽譜はこちら→「RAY楽譜」になります。

まずテンポですが、BPM132ですので
ミディアムロックバラードナンバーという位置づけだと思います
全体的には、ギターのバッキングやフレーズなども
割と弾きやすいので、楽譜がなくても
頑張れば耳コピ出来る難易度だと思いますが、
「ray」のコード進行などをアナライズする事により
耳コピしやすくなるので、一緒に、楽曲分析して行きましょう

イントロ:Cマイナー

イントロ説明図
│Ⅳ/Ⅴ│Ⅵm7│×3│Ⅱm7(1拍半) Ⅲm7(2拍半)│Ⅳm7(1拍) Ⅴm7(3拍)│
一応最初だけですが、ローマ数字をコードに書き直すと
│A♭/B♭│Cm7│×3│Fm7(1拍半) Gm7(2拍半)│A♭m7(1拍) B♭m7(3拍)│
になります
以下Aメロからは、これを参考にして
ダイアトニックコードから当てはめてみてください

<「ray」で使用する主となるダイアトニックコード>
E♭(Ⅰ)、Fm(Ⅱm)、G(Ⅲm)、A♭(Ⅳ)、B♭(Ⅴ)、Cm(Ⅵm)、
Dm7(♭5)(Ⅶm7(♭5))

イントロのコード進行は締め以外は
シンプルな「よん・ごー・ろく」進行です
※│Ⅳ/Ⅴ│の部分は2拍ずつでのコードチェンジですので
注意してください

ここでみなさんが気になるコードは「Ⅳm7、Ⅴm7」だと思います

これは、ノンダイアトニックコードになりますが
分析すると同主調E♭マイナーキーのサブドミナントマイナーだと分かります
Cマイナーの平行調はE♭メジャーですね
E♭メジャーの同主調はE♭マイナー
ということから
E♭マイナーキーにあるダイアトニックコードから
借りてきた和音
ということになります

Aメロ(ヴァース):E♭メジャー(平行調)

Aメロ説明図
│Ⅰ/ⅤonⅣ│ⅠonⅢ│Ⅳ/Ⅰ│Ⅱm7/Ⅴ(1拍) ⅢonⅤ#(1拍)│
│Ⅵm/Ⅵm△7│Ⅵm7/Ⅵm6│Ⅱm7/ⅠonⅢ{①│Ⅳ/ⅣonⅤ│}×2{②│Ⅳ ⅣonⅤ/Ⅰ│}

ここで出てきたonという英語は分数コードというもで
ベースの動きを示すものですので
省略して弾いても大丈夫です

Aメロで押さえておきたい音楽理論は
Ⅵmから始まる、「ラインクリシェ」というテクニックです

ベースが綺麗に流れていくので心地良く聴こえます

Bメロ(ブリッジ):E♭メジャー

Bメロ説明図
│Ⅱm7│ⅠonⅢ│Ⅳ/Ⅴ│Ⅰ│Ⅱm7│ⅠonⅢ│Ⅳm│Ⅴ│
Aメロと違いサブドミナントコードから始めることにより
セクションの変化を感じることができます
サビに行く前のラスト2小節はただのⅣ-Ⅴでなく
Ⅳを先程説明したマイナーにしている所がカッコ良いですね

Bメロの「小節の長さ」も8小節と
コンパクトにまとめられている所も役割がしっかりしています

Cメロ(サビ&コーラス):E♭メジャー

Cメロ説明図《│Ⅳ/Ⅰ Ⅴ(8分クイ)│Ⅴ/Ⅵm7│×2
│Ⅳ/Ⅴ Ⅲ7onⅤ#(8分クイ)│Ⅲ7onⅤ#/Ⅵm7│
│Ⅳ/Ⅴ Ⅰsus4(8分クイ)│Ⅰsus4/Ⅰ│》×2

サビからは他のセクションと違い
偶数小節の初めのコードは前の小節に8分音符クっています
こうすることにより、ロックらしさが増して
疾走感を感じることが出来ます

また、Ⅲ7というⅥm7に対する
「ドミナントコード(セカンダリーコード)」がポイント!

一瞬ですが、転調するので有効的なアレンジ方法として参考になります

Dメロは説明すると長くなってしまいますのでコードだけ示して置きますね

│A♭m7│A♭m7│B♭m7│B♭m7│B│B│D♭sus4/D♭│B♭sus4/B♭│
ギターソロはイントロと同じコード進行になります
大体、これぐらい把握しておけば「ray」は弾けると思いますので
頑張ってください!!

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