家入レオ『純情』を楽譜分析してみよう

フジテレビ系TVアニメ「ドラゴンボール改」エンディングテーマで話題の

家入レオ『純情』を楽譜分析してみましょう

家入レオ『純情』楽譜(コード進行表)

家入レオ『純情』楽譜説明図「BPM=146」のエイトビートロックチューンナンバー
イントロ:│N.C.(2小節)│Em│G│D│C│
Aメロ:┃Em│G│D│C┃×2
間奏:│C(2小節)│D│C│
→もう一回Aメロに戻ってBメロに行く
(※2番は間奏なしでそのままBメロに)
Bメロ:│C(1拍半)D(2拍)Em(半拍)│Em│C/D│Em│
│C(1拍半)D(2拍)Em(半拍)│Em│A(2小節)│Bsus4│B│
サビ:Aメロと同じコード進行です
大サビ:┃Em│G│D│A┃×2│A│
→イントロに戻る
間奏2:│C(2小節)│┃Em│A┃×4
→サビに戻る
エンディング:┃Em│G│D│A┃×4

「Ⅵm(Em)-Ⅰ(G)-Ⅴ(D)-Ⅳ(C)」のコード進行が頻繁に使用されています

これは、音楽理論的に分析すると
<メジャーで捉えた場合>
「トニック代理-トニック-ドミナント-サブドミナント」とシンプルなケーデンスです
<一応本来のマイナーで捉えた場合>
「トニックマイナー-トニックマイナー代理-サブドミナントマイナー代理-サブドミナントマイナー代理」
となります

そして、これを変化させた進行が大サビとエンディングになっています

具体的に言いますと、四つ目のコードだけを「CからA」コードに交換しているだけです
ただ、このAコードは、『純情』のキーEmから普通に分析すると
少し戸惑うと思います
Eナチュラルマイナースケールのダイアトニックコードには
Amコードはありますが、Aメジャーはありません
しかし、これをEメロディックマイナースケールに当てはめると
Aメジャーコードが出現します
AmとAの違いは、三度の音である「C」が「C#」ということですから
ここの部分だけメロディックマイナースケール「EF#GABC#D#」を利用しています
ちなみに、サビの直前の「Bコード」もこのスケールが派生したコードです

「Bコード」だけを考えた場合
ハーモニックマイナースケールからも導き出せますが
「Bコード」の直前が「Aコード」ですので流れ的に
メロディックマイナースケールと捉える方が無難です
※ハーモニックマイナースケールからは「Aコード」は出てこない

まとめますと
上記2つのコード進行を覚えてしまえば、この曲の8割は弾けます

残りのBメロコード進行は
定番の「Ⅳ(C)-Ⅴ(D)-Ⅵm(Em)」進行ですから
これをマスターすれば、完璧です
ただ、1小節目と5小節目のコードチェンジが
「2・4拍の裏」で行われているのでタイミングだけは気をつけましょう
その他のコードチェンジのタイミングは拍の頭ですので簡単です
ですので、初心者さんにも割と弾きやすい楽曲だと思います

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