関ジャニ∞『純情恋花火』を楽譜分析してみましょう

関ジャニ∞『純情恋花火』を楽譜分析していきましょう

この曲は、通算28枚目のシングル『オモイダマ』の
カップリングですが、
和を感じる日本情緒たっぷりのメロディに感動します
日本人だからこそ受け継がれている音階は
聴いていて自然と癒されます

今回は、このメロディの仕組みも解説していこうと思います

関ジャニ∞『純情恋花火』楽譜(コード進行表)

関ジャニ∞『純情恋花火』楽譜説明図テンポは、
「BPM=115」のミディアムロックのエイトビートナンバーです
イントロ1:│B♭m(2小節)│
イントロ2:│G♭/A♭│B♭m│G♭/A♭│B♭m/D♭onA♭│
│G♭/A♭│B♭m│E♭m/Fm│B♭m(1拍)Fm7(1拍)/B♭m│
Aメロ:│B♭m│Fm7│G♭│D♭/A♭onC│
│B♭m│Fm7│G♭│D♭│
Bメロ:┃E♭m│B♭m┃×2│E♭m│B♭m/D♭onA♭│G♭│F7│
サビ:│G♭/A♭│B♭m│G♭/A♭│B♭m/D♭onA♭│
│G♭/A♭│B♭m│E♭m/Fm│B♭m(1拍)Fm(1拍)/B♭m│
│E♭m/Fm│B♭m│E♭m/Fm7│B♭m(1拍)Fm(1拍)/B♭m│
→イントロ2に戻ってサビまで繰り返したらギターソロに行く
間奏(ギターソロ):┃E♭m│B♭m┃×3│G♭│A♭│B♭m(4小節)│
Dメロ:│G♭M7│D♭M7│A♭│B♭m│G♭M7│D♭M7│F(2小節)│
│N.C.(2小節)│
│G♭│B♭m│G♭/A♭│B♭m/D♭onA♭│G♭/A♭│B♭m│E♭m/Fm│B♭m/B♭7│
→サビに戻る(ラストサビになる)
サビが終わったらエンディングに向かう
エンディング:│B♭m(1拍)Fm(1拍)/B♭m┃G♭/A♭│B♭m┃×3
│E♭m/Fm7┃B♭m(1拍)Fm(1拍)/B♭m┃×2

イントロのメロディはどうやって作られているのでしょうか?

まず、楽曲のキーはB♭マイナーですね
そして、『純情恋花火』のコード進行はマイナーペンタトニックスケールで
アドリブが取りやすいコード進行です

大雑把に言うと、あまりコードの構成音を考えずに、
横の繋がりを意識して弾くだけでそれなりに良いメロディが作れます

さらに、9thの音(2度)=C音を足して上げると短3度との半音を
行ったり来たりするだけで、より切なさを強調する事ができます
純情恋花火もギターのハンマリング、プリングを使って、この音を弾いています
関ジャニ∞『純情恋花火』メロディ楽譜説明図1
この9度の音が入るだけで、泣けるメロディになってしまいます
逆に言ってしまえば、聴き慣れたメロディですので
どこかで聴いたことがあるような、似たようなメロディにもなってしまう場合も
多々あります

また、イントロのメロディで、ダイアトニックスケール内の音で
使用されていない音が一つだけあります

それは、「G♭」の音です
関ジャニ∞『純情恋花火』メロディ楽譜説明図2
敢えて、この短6度の音を弾かないことにより、こういった情緒あるメロディになります
試しに、短6度を上記メロディの中に入れて確認すると分かりますが
たったこの1音が混ざるだけで印象が全然変わってきます

また音を限定して弾く方法で有名な「ヨナ抜き音階」の一部として捉えることも出来ます

ヨナ抜きとは、メジャースケール内の完全4度と長7度を省いて弾くという意味です
今回の曲の場合は
先程出てきた、C音が「長7度」G♭音が「完全4度」になります
一応詳しく説明しますと
「B♭マイナー」の平行調は、「D♭メジャー」ですよね
ということは、
D♭のメジャースケールを順番に書くと
「D♭、E♭、F、G♭(←4番目)、A♭、B♭、C(←7番目)」
となりますよね
即ち、「D♭、E♭、F、A♭、B♭」の5つの音は
・D♭から数えるとD♭メジャーペンタトニック
・B♭から数えるとB♭マイナーペンタトニック
となり構成音が同じですので、ほぼイコールとすることが出来ます
どこの音を基準に取るかで、度数の数え方は変わりますが
使っている音は同じです
と少し難しい理論を解説しましたが

結論を言いますと、

メロディの骨格をB♭マイナーペンタトニック
メジャーで捉えるとD♭メジャーの「ヨナ抜き音階」を使用して
所々に飛ばしていた音の1つ「C音」だけを付け足す
『純情恋花火』のイントロのメロディを簡単に導き出すことが出来ちゃいます
ということで、一回も登場しない音があるということが
こういった泣きのメロディ作りのポイントでもあります

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