KAT-TUN『In Fact』を楽譜分析してみよう

フジテレビ系土曜ドラマ「ファースト・クラス」の主題歌でも話題な

KAT-TUN『In Fact』を楽譜分析してみましょう

KAT-TUN『In Fact』楽譜(コード進行表)

KAT-TUN『In Fact』楽譜説明図イントロ1:│Bm(-5)│Bm│Bm7(4小節)│
イントロ2:┃Bm7┃×4
Aメロ:┃Bm7┃×8
Bメロ:│GM7│F#m7│Bm7│Bm7│GM7│F#m7│Bm│Bm│
サビ:┃Bm│G│D│A│
│G│D(繰り返しの2回目はBm7)│Asus4│A/F#7onA#┃×2
→イントロ2に戻る
間奏:┃Bm┃×8
┃Bm/C┃×4
Dメロ:│Bm│A│D│G│Em│F#│Bm(4小節)│→サビに戻る
エンディングはBm7のコード8小節で終りです

テンポは「BPM=120」のミディアムナンバーです

まず、コード進行について見ていきましょう
最初にBm(-5)という「ディミニッシュコード(減三和音)」から始まっています
いきなり不安定な和音を使用しているので
ダークな雰囲気が漂ってきます
ただ、次のコードでこの曲のキーであるBmコードに解決しています

そして、『In Fact』で特徴的なのは
Bmコード一発がイントロ、Aメロ、間奏と3セクションもあります

ですので、コードの展開はありませんが、
メロディで色々と動きを付けています
例えば、「Aメロのメロディ」はコードトーン以外の音がたくさん使用されています
「♭9、9th、11th、♭5」の音がメロディの中に入っていますので
なんとも言えない、音が外れているような、合っているような
不安定なメロディ構造になっています
特に、短2度でぶつかる♭9の音はポップス音楽で使うには
中々勇気のいる使い方だと思います
BメロからはAメロと違い安定した音で対比させています

KAT-TUNの楽曲作りでは、こういった不安と安定をセクションで分けて
スリルさを演出する場合が結構あります
サビがより際立って聴こえますので
作曲の有効なテクニックとして覚えて置きましょう

サビのコード進行は前回解説した
NEWSの『ONE -for the win-』のサビと同じコード進行が含まれています
キーは「一音」違いますが
「Ⅵm(Bm)→Ⅳ(G)→Ⅰ(D)→Ⅴ(A)」というコードの役割は一緒です
分析すると一見違うコード進行に見えますが
ただ、「キーが変化」しているだけだと気づくことが出来ます
このコード進行については、そちらの記事に書いてますので、
比べるという意味でも参照してみてください