桑田佳祐『若い広場』の楽譜分析してみよう

桑田佳祐『若い広場』の楽譜分析をしてみましょう。
この曲はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」主題歌です。

楽譜はこちら→「若い広場楽譜」になります。
桑田佳祐『若い広場』楽譜(コード進行表)

桑田佳祐『若い広場』楽譜説明図
テンポは120です。
イントロ1:│D│D│D│D│
イントロ2:│D│F#m│G│A7│D│F#m│G│A7│
A(サビ):│D│D│F#m│F#m│G│F#m│Em7│A7│
│D│D│F#m│F#m│G│F#m│Em7(2拍)A7(2拍)│D│
B:│F#7│Bm│F#7│Bm│G│F#m│E7│A7(2拍半)B♭7(1拍半)││A7│
C(サビ):│D│D│F#m│F#m│G│F#m│Em7(2拍)Em7onA(2拍)│D│→イントロ2へ
間奏:│D│D│
D:│D│F#m│G│G(2拍)A(2拍)│D(2拍)B7(2拍)│Em7(2拍)A7(2拍)│D(2拍)Bm(2拍)│E7│A7(2拍)A7#5(2拍)│
│D│F#m│G│G(2拍)A(2拍)│D(2拍)B7(2拍)│Em7(2拍)A7(2拍)│D(2拍)Bm(2拍)│
│E7(2拍)A7(2拍)│D(2拍半)B♭7(1拍半)│A7(2拍半)A♭7(1拍半)│A7(2拍半)B♭7(1拍半)│
ラストサビ:│D│D│F#m│F#m│G│F#m│Em7(2拍)A7(2拍)│D│Em7(2拍)A7(2拍)│D│Em7(2拍)A7(2拍)│D│
エンディング:│D│D│D│B♭│C│D│D│

サビでは六度マイナーのコードが一度も登場しないことにより
Bセクションとの対比が作曲のセクション作りに大変参考になります。

Bセクションの導入でこれまでに使われていなかった六度マイナーコードに向けて
三度マイナーコードがドミナントセブンスコード(セカンダリードミナント)に変化し
より六度マイナーコードの雰囲気が強調されています。
実際、楽曲を聴いてみるとここの部分に入った所で、雰囲気が少し変わりますよね。

もう一つ作曲で参考になる部分がBセクションの7小節目から
ダブルドミナントを使用して元の明るいトニックメジャーに進行しています。

サビ部分は歌謡曲っぽいといいますか、ドミナントコードをキメ部分以外使用しないで、
トニックの代理である三度マイナーとサブドミナントコードの連結で緩やかに流れるコード進行が特徴です。
前半4小節がコード機能にしてみるとトニックで
その後は→サブドミナント→トニック→サブドミナント→ドミナント→トニック
最後までコード進行に動きがあまりないですよね
メロディも激しく飛ぶ跳躍でなく順次進行に流れるメロディになっているのも、
どこかのどかかな雰囲気になれる楽曲要素だと思います。