Rihwa『春風』を楽譜分析してみよう

ドラマ 「僕のいた時間」の主題歌で泣けるバラードソングとして
話題になったRihwa『春風』を楽譜分析してみましょう

今回も先に
フルバージョンのコード進行から
ざっと書き出してから、説明して行こうと思います

Rihwa『春風』楽譜(コード進行表)

Rihwa『春風』楽譜説明図イントロ:│Bm/B♭aug│DonA @EonG#│Em7/DonF#│
│(4分の2拍子)G│Asus4│
Aメロ:│D/DonC#│Bm7/DonA│G/DonF#│Em7/Em7onA A│
│D/DonC#│Bm7/F#m7│C│G│C│A/GonA│A DonA/A│
サビ:│D│A/F#onA#│Bm7│F#m7/Am7 D│G/Asus4 AonG│
│F#m7/Bm7 DonA│①Em7/E7│Em7onA/A│×2
│②Em7│GmM7(2番=Em7onA)/A│
間奏:│Bm @G││D @A│→Aメロに戻る
2回目のサビが終わったら→間奏2:│C│Bm7│D│C @A│
Dメロ:│Bm7/AonC#│GonD/D(1拍半) B7onD#(8分音符)│Em7/DonF#│
│(4コードとも4分音符)GADB7onD#│Em7/DonF#│G/D AonC#│C @G│A/GonA│
│A DonA/Asus4│→サビの前半だけ使用してラストのサビに入る
ラストサビ:│A♭onB♭/B♭7│E♭│B♭/G7onB│Cm7│Gm7/B♭m7 E♭│
│A♭M7/B♭sus4 B♭onA♭│Gm7/Cm7 E♭onb♭│Fm7/F7onA│
│A♭M7onB♭/B♭7│E♭(2拍半)E♭onG(付点8分)A♭(付点8分)│
│B♭/G7onB G7onD│Cm7/GmonB♭│
│(前の小節に8分クイ)A♭M7 E♭onG(4分音符)│
│Fm7/B♭sus4 B♭onA♭│Gm7/Cm7 E♭onB♭│Fm7│A♭m/B♭│B♭│
エンディング:│Cm/Baug│E♭onB♭ @FonA│Fm7/E♭onG│A♭/A♭onB♭│A♭M7│

※(8分クイ)=@という記号で表します
※1小節に3つ以上のコードがある場合
何も音符の指示がないものは、4分音符で弾きます
イントロ:Bマイナー

イントロ説明図最初の2小節のベースラインがBから半音で下がっていくので
ダイアトニックコード以外のコードが出てくるが
とても、ドラマティックさを感じる部分です
また、メロディが弱起で始まっているのも特徴的です
キーがマイナーで始まるので、少し切ない雰囲気になっています

Aメロ(ヴァース):Dメジャー

Aメロ説明図Aメロもイントロと同じくベースの動きが
綺麗に配置されています
DからC#→B→A→G→F#→E→ツーファイブ進行
と音楽理論の要素がたくさん詰まっています
後半はBメロという位置づけというよりも
Aダッシュセクションでサビに行くという構成になっています
そして、
イントロのマイナーキーから平行調でメジャーキーに転調もしています。

Cメロ(サビ&コーラス):Dメジャー

Cメロ説明図サビはコードがたくさん出てくるので、
コード進行が見えにくいですが
アレンジ部分を省略してみると
│Ⅰ(D)│Ⅴ(A)│Ⅵm(Bm)│Ⅲm(F#m)│
│Ⅳ(G)/Ⅴ(A)│Ⅲm(F#m)/Ⅵm(Bm)│
│Ⅱm(Em)│Ⅴ(A)│

結構、シンプルなコード進行になります
「いち・ご・ろく・さん」進行
「よん・ご・さん・ろく」進行
「ツーファイブ」モーション

この上記3つを組み合わせたコード進行に「セカンダリードミナント」などの
部分転調が所々に編曲で追加されたという感じです

アナライズしてみると意外に有名なコード進行が
使われていたりするのに気づくことが出来ます

最初の間奏は、またBマイナーキーに戻って、2番のAメロと「対比構造」にしています

ラストのサビは、「半音上に転調」して、春風の一番感動する部分になっています

と、ここまでで色々とアナライズしてきましたが、
やはり、ピアノ、ストリングス、Rihwaさんの透き通るような声がミックスされて
相乗効果が増し、あの壮大なバラード曲になるんでしょう~