「促音」、「拗音」、「長音」の音数はどう数える?
今回は作詞家が出来上がった曲に対して
音数を合わせる時、注意しなければならない事を見ていきましょう。
これをもし知らないで感覚的に歌詞を書いてしまうと
いざメロディの中でボーカリストが歌った時に不自然なメロディとなってしまいますので
是非、このレッスンで覚えてしまいましょう。
「促音」について
促音とは例えば「マッチの香り」のような小さい「っ」の事です。
これを一音として数えるのかどうかですが、
答えは数えます。ですのでこの例の場合は全部で7音として捉えます。
これを仮に6音として解釈してしまうとメロディに誤差が生じてしまいます。
「拗音」について
拗音とは例えば「急に」のような「きゃ・きゅ・きょ」の事です。
この例の場合は全部で3音として捉えます。
すなわち、きゅで一音の固まりとして数えます。
「長音」について
長音とは例えば「アリーナ」のような「ー」の事です。
この例の場合は全部で4音として捉えます。
つまり、伸ばす音も一音として数えなければならないという事です。
いかがでしたでしょうか?
分からなくなった場合は、自分で声に出して音符に当てはめてみてください。
もし間違って捉えていたら、なんか違和感を感じると思います。
まとめますと
拗音以外は一音として数えて作詞をして行かなければならないという事を
肝に銘じて、これから歌詞を書いて行きましょう。