作詞における楽曲形式について
みなさんは普段音楽を聴くとき、形式を意識して聴いていますか?
といきなり形式と言われてもなんの事を指してるのか分からない方もいると思いますので、
大まかな概要を説明していきます。
形式とは、一つの固まり。つまりメロディとコード進行のまとまり部分
(同じような雰囲気)を一つのブロックとして捉えていきます。
※リズムやバックに流れる楽器の種類、アレンジ(音数)の違いなどによる
展開など細かい事も把握出来るとより良いです。
さらに具体的に見て行きましょう!
Cメロ(サビ)について
サビという言葉はご存知の方も多いと思いますが、一応触れて置きます。
歌詞においてのサビは一番作詞者が主張したい事だったり、メッセージを伝えたいなど、
タイトルになりやすい言葉などが使われる事が多い、曲の中心的存在で大事な部分になります。
ランキングやTVCMなどの短い尺の時に誰が聴いても
この曲は何の曲か分かるようなセクションをサビと言います。
一般的な昨今の形式ではCメロがサビになる事が多いです。
Aメロについて
これは作詞に置いては導入部分で、
ここの歌詞からどういう世界観になっていくのか決まっていきますので、
歌詞を書くのも結構テクニックだったり、苦労する部分でもあります。
今回は解説しませんが、想いで系統の作詞方法では、
1番と2番で書き方が変わったり奥が深いセクションです。
Bメロについて
ブリッジ部分になります。
言葉の通りAメロとサビを繋ぐ役目を担いますが作詞方法によって、
Bメロがサビになったり色んな役割を持つセクションになったりします。
つまり曲によりけりという感じです。
最近のポピュラーミュージックでは以下の形式が多いです
・Aメロ→Bメロ→Cメロ
・Cメロ→Aメロ→Bメロ→Cメロ
・Aメロ→Aメロ→Bメロ→Cメロ
と3つの形式で歌詞が作られる傾向が多いです。
少し前まではAとBだけの2つの形式も結構ありましたが・・