初心者さんのためのイコライザー(EQ)のオススメ勉強方法
ここではイコライザー(EQ)をどこから手をつけて勉強すれば良いかわからない方に
オススメの勉強方法を一つ紹介したいと思います。
このサイトでもイコライザーの基礎知識、原理から実際の応用テクニックまで解説していこうと
思っていますが、意外にスルーされている事でとても参考になるで敢えてここでコラム的に書いてみました。
もちろん、ちゃんと基礎から次の記事辺りから順を追って細かくレッスンしていきますので、
安心してくださいね。
みなさんは、イコライザーのタイプをご存知でしょうか?
大きく分けると①グラフィックイコライザーと②パラメトリックイコライザーの2種類のタイプがあります。
昨今のDAWソフトに付属しているイコライザーは
パラメトリックイコライザーが中心でグラフィックイコライザーの特徴である
視認性を足した形が主流だと思います。
ですので、グラフィックイコライザーはあまり初心者の方にはちゃんと使用した事がなかっり
そもそもグラフィックイコライザー自体触れたことがないという方が多いかと思います。
まず、グラフィックイコライザーのメリットとデメリットを簡単に説明しますね。
全体のミックス作業が一通り終わったときに後で確認するときに一目で確認できることと
自分の調整したい帯域のスライダーを上下するだけで使いこなせる点です。
Qとかつまみを考えなくて良いので初心者さんには導入として(音の変化の確認&練習)
に向いています。
デメリットは、
周波数が固定ですので細かい補正がしづらい点です。
でここでわざわざ記事にしてまで紹介したかった
イコライザー(EQ)のオススメ勉強方法について解説します。
グラフィックイコライザーのデメリットが周波数固定と述べました。
しかしこれを視点を変えてみると、ある事に気がつきます。
それは、長年エンジニアさんたちが生み出してきた経験や知識が凝縮されているという事です。
どういうことかといいますと、固定されている周波数というのは、
裏を返せば一番音域を調整したい場所であるということです。
音の補正でポイントとなる部分がグラフィックイコライザーから
簡単に読み取れるということです。
ですので、初心者さんがまずそもそもどこの帯域を調整すれば良いのか検討がつかない場合は
グラフィックイコライザーの帯域を目安に色々試行錯誤してみてください。
楽器別で色々試すだけでポイントとなる帯域を動かすと
どういう風に音が変化するのか非常に勉強になりますし
無限の値よりある程度絞られた帯域で練習できるので
後々グラフィックイコライザーの固定している凄さに気づきますよ〜
もちろん、最終的には楽器の特徴を理解しミックスしたときにどういう問題が起こるのか等
原理をこれから複数回のレッスンを通して解説していきますので一緒に頑張っていきましょう!!