同主調の使い方

ここでは、JPOP音楽では頻繁に使用されている
「同主調」を解説します

この同主調を自分で作曲の中に取り入れることができるようになりますと
聴いている人の予想を気持ちよく裏切れる曲を作れるようになります
具体的な曲も交えて解説していきますので、リラックスして勉強しましょう

<同主調とは>
同じ主音を持つメジャーキー(長調)とマイナーキー(短調)のこと

そして「同主調」は2つの使用方法があります

①「借用和音」として使用する

借用和音イラストメジャーとマイナーの双方のダイアトニックコード
をお互いに利用していくことです
これを「借用和音」といいます

例えば

メジャーキーの中で同主調のマイナーキーのダイアトニックコードを混ぜて
マイナーの雰囲気を一瞬感じさせる4

その反対にマイナーキーの中でメジャーキーのダイアトニックコードを用いて
暗い雰囲気に少し明るさを感じさせる

というような感じで

別の調の音階和音を一時的に借りてきて一時的に不思議な雰囲気を出します

しかしこれは転調ではなくちゃんとその調の主音に落ち着くように使用します

代表的な借用和音は

メジャーキーの中でマイナーキーのサブドミナントマイナー
{Ⅳm、Ⅱm7(♭5)、♭Ⅵ、♭Ⅶ7}を借りてきます
※このサブドミナントマイナー以外を借りてくると
調整が崩れる可能性がありますので他はあまり使用しません
コード進行の紹介は別途解説します

②同主調にそのまま転調する

同主調の転調説明図明暗がはっきり変わるためインパクトを出すことが出来ます
そして、不自然な転調というわけでもなく、むしろ気持ちよい転調になります
昨今のアイドルの曲では定番の転調の仕方です
例えば、AKB48の「10年桜」
イントロからBメロまではCメジャーキーですが
Cメロのサビではこの同主調の転調を利用してCマイナーキーに転調して

ここで一気に明るい雰囲気から
少し切なく心にグッとくるような効果を演出しています

こうすることにより、リスナーは明るい曲でもあり、サビで泣ける歌でもあると
両方のイメージを与えることができます
そして、明暗がはっきり変わるためサビがより引き立って聴こえます

また「ポニーテールとシュシュ」の場合は
ちょっと高度な転調方法を使っています

A、BメロがAメジャーキーで
Cメロサビの部分がD♯マイナーキーと

平行調と同主調の組み合わせのテクニックが使用されています

これはどういうことかといいますと

まずAメジャーの平行調はF♯マイナー

次にF♯マイナーの同主調はF♯メジャー

そしてF♯メジャーの平行調はD♯マイナー

となりAメジャーキーからD♯マイナーキーに転調しています

こういった単純な転調でなく、色々組み合わせて同主調は使用されます

実際にYoutubeなどでこの構造を理解してから聞いてみると
新しい発見ができると思いますよ~

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