有名日本人ギタリストは「ビブラート」や「チョーキング」のピッチがズレている理由について

雑誌とかメディアでよく名前が出てくる日本を代表するギタリストさんでも
ビブラートやチョーキングテクニックがしっかりできてないギタリストが意外に多かったりします。

この原因を色々な角度から検証してみましたので音の捉え方として
参考にしてみてください。

ギターで「ビブラート」や「チョーキング」のピッチがズレていることをわかりやく身近な例で説明しますと
いわゆるカラオケで例えるとカラオケ音痴と似ていて、音程であるピッチがズレている事になります。
正確にいうと音程が半音とかの単位で大きくズレているのではなく、セント単位のズレであるが、
海外ギタリストやブルース音楽をしっかり弾ける人からするとこのズレは結構気になるズレであったりします。
このピッチのズレは特にバンドギタリストの音源でよく聴くことができますが全員ではないのでご安心を。

どうしてちゃんと弾けていないのにレコーディングで
OKテイクが出て世に音源として出てしまうのか原因はいくつかあります。

まず、そもそもギター出身のプロデューサーが少ないので、奏法自体にあまり詳しくないため、
ギターはピッチが不安定な楽器だから仕方がないとスルーされてしまうのと、
バンドの場合はなるべく本人達に弾いてもらいたいので、
スタジオミュージシャンの演奏に差し替えてしまうと
ライブでのパフォーマンスでCDとのクオリティの差がありすぎて弾けなくなってしまうので
そのまま音源として発表されてるのが現状です。
有名日本人ギタリストイメージ画像逆にガチレコーディングとしてはファンにとっては良いですが、
リスナーとしては、カラオケで音程外してる音楽を聴くことになるので、改善してほしいと思いますが。

ビブラートやチョーキングの音程が不安定な理由は統計をとると
「ブルース音楽」をルーツにしていない方によく見られことがわかります。

これは下記の譜例をみるとわかりますが、
ブルース音楽の特徴説明譜例

ブルースはチョーキングやビブラートの音の揺れで感情を表現します。

ブルースはクォーターチョーキングから半音チョーキング、全音チョーキング、一音半チョーキング等の
チョーキングの使い分けやその中でもゆっくり音程に到達するポルタメントチョーキングをしたり、
逆にいきなり音程にぴったり到達させたり、時間軸でも変化をつけます。
またビブラートの速さや深さもフレーズ毎に調節しますので、
音程をしっかり意識しないとこれらの演奏テクニックは使えません。
逆に、本物のブルースギターリストのフレーズを弾く練習をしていると
自然と耳が良くなりピッチが安定してきますし、
常に練習の時からギターのチューニングを小まめにするクセがついてきます。

つまり、ピッチをコントロールできないと歌心ある泣きのギターソロを弾けません。

ギターで歌っているように聴かせるのでボーカルと考え方は一緒でピッチにシビアでないと、
ギターフレーズが歌っているように聴かせられません。
ですので、
ブルースギターをちゃんと弾けるギタリストはピッチが安定していますし、ピッチコントロールができます。

また、ブルースというジャンルを通ってきていないジャズギタリストさんがたまにいますが、
少しロックっぽいセッションを弾く時、やはりチョーキングの音程が良くないですし、
普段ジャズではチョーキングを使用しないため手の力がギターの弦に負けて音程が届いていなかったりします。
ロックギタリストやバンドのギタリストは割りと音程が高くなってうわずるので
ジャンルによって差が出る所も面白い発見です。
大きな理由の3つ目として音の揺らすメカニズムがあやふやな方が多いです。

これはどういうことかといいますと、チョーキングの場合は目的の音にぴったり合わせますので、
練習する時に目的の音弦を鳴らして確認できるので、どの音を弾けば良いか明確にわかりますが、

ビブラートの場合は
目的の音を中心として音を揺らすので、そこの違いをまず理解しないといけません。

よくあるうわずるビブラートの場合、
目的の音を通過したまま戻らずにうわずった状態でずっと音を揺らすので
気持ちの悪い耳障りなビブラートになってしまいます。
つまり、ピッチ感があまりない間違った音を揺らしていることになります。
ビブラートについては前回のレッスンで詳しく原理から解説していますので
こちら《ギターの「ビブラートのかけ方」と「音程の揺らし方の仕組み」を理解して正しいビブラートをマスターしよう》のレッスン記事も合わせて勉強してください。
まとめますと
日本人らしい特徴あるピッチのズレの問題ですがこれがもう長年の音楽業界で浸透してしまっているため、
リスナーさんもそもそも正しい音程をあまり理解していないため、
普通に受け流されているので今後も変わることはないと思いますが、
バンドでデビューしたいギタリストさんは周りに腕前で差がつけられますので
是非、ブルース音楽を勉強してみてください。
私のサイトでもブルース音楽について初心者からでも取り組めるように解説していますので
参考にしてみてくださいね。
ブルースは譜面に書き表せない歌い回しが特徴ですので、
細かいニュアンス等も耳コピできるようになったりしますのでギター上達にオススメですよ〜

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