R&Bで使われる定番ギターカッティングフレーズ集
ここでは「R&B(アール・アンド・ビー)のジャンル」
通称リズム・アンド・ブルースで使われる定番ギターカッティングフレーズを
10個タブ譜解説付きで解説します。
もちろんR&Bギターカッティングフレーズ集としても活用できます。
では早速ですがフレーズの仕組み、練習の仕方、R&Bフレーズの作り方をレッスンしていきますね。
R&Bで使われる定番カッティングギターフレーズタブ譜1
コードの形を維持したまま、小指、薬指、の余った指でコードに合う音を
オカズフィルインフレーズとして、さり気無くオシャレに弾きます。
つまり。人差し指と中指はコードをずっと押さえたままで固定して、
他の指でハンマリングやプリングなどのテクニックを使いリズミックに弾きます。
これができるとギターを弾く見た目もカッコ良く見えます。
2弦の音は「R→9th→R」
3弦の音は「5th→6th(13th)→5th」
4弦の音は「9th→M3→9th」
5弦の音は「6th(13th)→M7th→6th(13th)」
という構成音を瞬時にアルペジオ的に弾くので、多彩なコード感を演出します。
特に、9thと6th(13th)を絡めて演奏するのでとてもジャジーだけどオシャレなR&Bにぴったりな
定番カッティングギターフレーズになります。
このコードの押さえ方はR&Bの基本コードフォームとして覚えておきましょう。
R&Bで使われる定番カッティングギターフレーズタブ譜2
2弦の音は「M3→5th→M3」
3弦の音は「R→9th→R」
4弦の音は「5th→6th→5th」
5弦の音は「9th→M3→9th」
コードはEメジャーになっていますが、
C♯マイナーコードでも同じコードシェイプでフレーズを弾くことができます。
しかし構成音は変わりますのでそこは意識して弾いてくださいね。
R&Bで使われる定番カッティングギターフレーズタブ譜3
小指で押さえるのか、薬指で押さえるのかの基本的な考え方として、
弾くフレットの幅で決めて、縦の弦移動は固定します。
2弦の音は「5th→6th→5th」
3弦の音は「9th→M3→9th」
4弦の音は「6th→M7th→6th」
5弦の音は「M3→5th→M3」
R&Bで使われる定番カッティングギターフレーズタブ譜4
コード進行は「F♯マイナーセブンスコード→Aメジャーセブンスコード」ですが
コードシェイプで捉えると「F♯マイナーセブンスコード→C♯マイナーセブンスコード」と解釈して
弾いても同じフレーズになります。
音楽理論的に解釈するとトニックコードの代理(Ⅲm7)コードを弾いているということになります。
R&Bで使われる定番カッティングギターフレーズタブ譜5
EM7コードは「5弦ルートのAフォームシェイプ」の定番の音の動かし方になります。
C♯m7コードは「6弦ルートのEフォームシェイプ」の定番複音フレーズになります。
どちらも定番のコードシェイプのオブリフレーズに欠かせない動かし方になります。
R&Bで使われる定番カッティングギターフレーズタブ譜6
マイナーセブンスコードのおいしいフィルインフレーズになりますので
そのまま形で暗記しても良いくらい大事なフレーズになります。
覚え方は複音の次にターゲットにしている音が「ルート音」と「5度」の音になっています。
R&Bで使われる定番カッティングギターフレーズタブ譜7
3度のダブルストップで動くフレーズになっています。
ポイントはスケール内の音でトップの音がメロディになるような
バッキングフレーズになっているということです。
このフレーズの作り方のコツはスケールを3度でかつ異弦でハモる練習をすることです。
あとはリズムをしっかり意識して弾くことによりメロディが活きるオブリフレーズになります。
R&Bで使われる定番カッティングギターフレーズタブ譜8
今度は3度を展開した6度でハモり、
フレーズ7と同じくスケールでトップの音をメロディアスになるように動かして弾きます。
3度ハモと6度ハモはオブリフレーズの定番アプローチ方法になりますので身につけましょう。
R&Bで使われる定番カッティングギターフレーズタブ譜9
このフレーズは「ルート音」と「7th音」を主軸にフレーズを組み立てて、
間にマイナーペンタトニックスケールを使いフレーズを作っています。
演奏する時のポイントとしてミュート気味に弾くとオシャレなフレーズに聴こえます。
R&Bで使われる定番カッティングギターフレーズタブ譜10
フレーズ8とフレーズ9を組み合わせた複合フレーズになります。
「マイナーペンタの複音フレーズ」+「ルート音」と「7th音」+「6度ハモフレーズ」になっています。