①「メジャートライアドコード」の基本フォーム5つを導き出せるようにしよう!
ここでは、早速①「メジャートライアド」の基本フォーム5つを導き出すテーマでレッスンしていきます。
まず、以下の3点だけは必ず必要になってくる最低限の知識になります。
・「オープンコードの型」5つを覚える
・ギターの特徴であるフレットをズラして弾く利点を活用する
・ルートの位置を把握する
逆に捉えるとたったこの3点だけを理解すれば、
メジャートライアドコードの押さえ方を自由に弾けるようになるということです。
「オープンコードの型」5フォームについて
C型フォーム:
5弦ルートでコード構成音が「R→M3→5→R→M3」となっているコードフォームの型
D型フォーム:
4弦ルートでコード構成音が「R→5→R→M3」となっているコードフォームの型
E型フォーム:
6弦ルートでコード構成音が「R→5→R→M3→5→R」となっているコードフォームの型
G型フォーム:
6弦ルートでコード構成音が「R→M3→5→R→M3→R」となっているコードフォームの型
A型フォーム:
5弦ルートでコード構成音が「R→5→R→M3→5」となっているコードフォームの型
次にギターの特徴であるフレットをそのままズラしてみましょう。
例えば、E型フォームである「Eメジャーコード」を1フレット右に平行移動してみます。
すると、初心者さんに苦手な「E型フォームのFメジャーコード」になりました。
さらに、「Fメジャーコード」を2フレット右に平行移動してみます。
すると「E型フォームのGメジャーコード」になります。
「E型フォーム」は「Eメジャーコード」だけのためにあるのではなく
ルート音が変わればそのルートの「メジャーコード」になるということです。
つまり、ギターのルートの位置とコードフォームを把握すれば、
5種類の異なった形のコードフォーム(コードシェイプ)を簡単に導き出すことができるということです。
開放弦のコードフォームであるオープンコードを基本としたのは独立したものでなく
ちゃんとした連携あるコードであるということを証明するために使用しました。
どういうことかと言いますと、開放弦はナットが指(セーハ)の代わりをしていると捉えてください。
つまりオープンコードは見えない人差し指があると仮定してコードの形を捉えます。
すると、人差し指で押さえていると仮定してそのまま平行移動すると見慣れたセーハコードになります。
ですのでオープンコードも平行移動すれば同じコードフォームであることに気がつけると思います。
ではもう一つのタイプのコードでも復習のつもりで練習してみましょう。
A型フォームである「Aメジャーコード」を「Bメジャーコード」「Dメジャーコード」で弾いてみましょう。
「A型フォームのBメジャーコード」は5弦2フレットにルート音があります。
「A型フォームのDメジャーコード」は5弦5フレットにルート音があります。
以下同じようにコードフォームの型で色々なコードを押さえる練習をしてください。
度数やインターバルについて知識不足だったり、勉強したい方は別の記事で詳しく解説していますので
そちらの記事も一緒に活用してください。