メロディは勉強する必要があるの?
今回から「メロディ」について色々な角度から研究していきましょう
メロディとは、ポップス音楽に欠かせない
曲の顔となる部分です
もちろんポップスだけでなく、クラシックやジャズでも「テーマ演奏」には
メロディが無いと成立しませんので、本当に「大事な要素」です
でみなさんは、メロディというのは、
天から降りてくるもの、感性がある一部の天才が作れるもの
メロディは勉強するものでないと疑問に思いますよね?
また、私もそうでしたが、アドリブで全然作れるからコードの知識などと違い
メロディは、全然勉強していませんでした
しかし、ある時ふと目にした教則本で、メロディの事が書かれていて
なんとなく読んでみると、意外に奥が深いなとなり
ありとあらゆる作曲本を読みあさりました
その結果、メロディに対する考えが変わったんですね
特に、アレンジの部分にもなるのですが
メロディの発展のさせ方については、かなりこの勉強した知識というのが役に立ちます
また、楽曲分析でも、どうしてこのメロディは感動するのだろうとか
理論的に解釈できるようになるため、表現の幅が拡がります
ただ勘違いして欲しくないのは、理論だけを使用して
楽曲を作るかと言えばそれは「ノー」です
あくまで作曲する時は、今まで通り音楽理論は考えないで
アドリブで作るようにしています
じゃあどういう時に活用するんだよ~
矛盾してるじゃないか!?と怒らないでくださいね
音楽理論は補助的なスーパーマン的な役割として、使います
と言われてもよく分からないと思いますので
具体例を示しますと、
どんなに優れた作曲家であっても、いつも完璧なメロディが出来るかと言えば、
なんかしっくりこない時がたまにあるんですね
そういう時に、音楽理論は威力を発揮します!
自分のメロディを分析してみると
何が、原因なのかが、簡単に分かってしまいます
客観的に考察することが出来るんですね~
そして、ある一音を基準にアドリブしようとか
テンション音をどうするか、リズムを変えようとか
跳躍を意識しようとか、
その他キリがないほど「アイディア」が湧いてきたり、色々「課題」が出てくるのです
ですから、作曲に行き詰っている方は
是非、メロディを勉強することをお勧めします
スランプから脱出できますよ~
このサイトでの「レッスン」では、
コードトーンなどの初歩のメロディ作りから
非和声音、ペンタトニック、メジャースケール
ブルーノート、刺繍音、掛留音、倚音
先行音、逸音、接近音、持続音、
同音連打、休符の大事さ、テトラコード、
モードスケールで作るメロディなど
盛りだくさんな内容で解説していこうと思います
また、Aメロ、Bメロ、サビなどのそれぞれのセクションによる
メロディの在り方、つなげ方なども説明しようと思っています
そして、実際の楽曲分析も今は、コード中心に解説していますが
メロディも上記で学んだ用語などを盛り込みながら、
理論的に、「有名曲を解読」して行こうと思います
と今回はメロディの導入ということでここまでにして置きましょう!
メロディは勉強した方が、今後の音楽人生に大いなる可能性があるかも・・です
コードみたいに、絶対勉強しなければ「いけない」というものでも「ない」ですので
興味がある方だけ、一緒に頑張って行きましょう
次回からは、一個のメロディを基準に
モチーフ(動機)の解説から、ゆっくり一つずつ確実に習得して行きましょう