イコライザー(EQ)の実践1「ドラムのEQの仕方」

ここでは今までイコライザー(EQ)の基礎をレッスンしてきましたので
基礎から実践にシフトしていきましょう。
では実際にミックステクニックとして使用するEQの使い方を解説します。
まず、大抵のミックスなどの教則本の最初の方に書いてある

「ドラムのEQの仕方」を勉強していきましょう。

みなさんはミックスマスタリング等の教則本を読んだことがありますでしょうか?
たぶんですが、こんな感じで書いてないですか?

空気感、深胴の鳴り、本体の鳴り、アタック等周波数毎に書いてあって
例えば、
バスドラを目立たせるためにピーキングで3.5kHzを5dBブーストしアタックを強調しましょう。
胴鳴りを強調するために…

みたいな色々な例がたくさん載っていると思うのですが、
正直、初心者さんにいきなりこれを参考にしようとEQすると
自分の音源自体の基準がよくわかっていないために
どれを参考にしたらベストなのか等見極め方が難しいと思います。
そもそも、100人の作曲家、編曲家がいた場合、それぞれ使用してる音源や他の楽器との関係などで
ミックス方法も変わってきますので、非常に判断が難しいですよね〜
ですので、

まずドラムをEQするときは
「足し算のEQ」でなく「引き算のEQ」を考えてみてください。

具体的に示しますと、ドラム等の打楽器系のEQは音の構成要素に分解します。
そして、胴鳴りとアッタクを強調するためにブースト(足し算のEQ)するのではなく
皮鳴りの部分をカット(引き算のEQ)してみましょう。
理由はいろいろとあるのですがこの皮鳴りをカットしてあげるだけでドラムらしい音になりますし、
音がすっきり聴こえます。
その上で、アタックや胴鳴り部分をどうしても強調した場合にブースト(足し算のEQ)してみましょう。
つまり、EQをするときの手順として、まず「引き算のEQ」(余計な帯域成分のカット)を試してみてから
必要であれば「足し算のEQ」で楽器の特性を活かしたEQをしてみてください。

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