ミックステクニック①「音量」について

この記事から実際にミックスマスタリングのテクニックについて
詳しく勉強していきましょう。
まずは、ミックスの基礎中の基礎であるミックステクニック①「音量」について説明します。

前回でミックスは何だかんだバランスが重要であると書きました。
今回の「音量」についても、

結論は「全体のバランス」を考えてフェーダー調節を行なっていきます。

まずもし、個々の楽器が録音した時のデフォルトのままの音量で
ミックスするとピークは余裕で超えてしまい、
音が割れてしまってどうしようもない状態というのはイメージできると思います。
ミックスの最初の記事でも人で例えて解説しました。
それはクラスに芸能人だらけだったら個性が強すぎてみたいな事を書きましたが、
これはドラマに置き換えてみると、分かりやすいと思います。

みんなそのままの状態だと主役だらけで視聴者は困惑してしまいますよね。
ですので、本来はカッコいい人でも、少し駄目な役を演じたりして、
全体のバランスをとりますよね。
そうすることにより、主人公が引き立ち脇役がいるからこそ成立します。
全員主役のドラマを観たことありますか?必ず土台として支えてくれる役柄がいると思います。

これと音楽でのミックスの考え方は類似しています。

つまり今回の楽曲では、何をメインにリスナーさんに聴いてもらいたいかをまず明確にします。
すると、メイン楽器類以外は自然と音量を小さくしてみたいなことが当然のように感じれるはずです。
例えば、ポップスの楽曲でボーカルをメインに聴かせたいとします。
この場合ボーカルが主役ですから、ボーカルと音がかぶっている楽器の音量を下げます。
特に、ギター、ピアノ、スネアドラムの音はボーカルの邪魔をしてしまう音域のため調節が必要です。
※詳しくはEQで説明します。
また、ここではさりげなくメインの音以外を下げて調節すると書きましたが
とても大事なことですので、後で別の記事にて別途詳しく解説しますが簡単に整理すると
メインの音を上げる(足し算)でなく周りの音を下げる(引き算)ということです。

「足し算のミックス」「引き算のミックス」について
メリット、デメリットみたいな感じで解説しようと思いますので
そちらのレッスンで考え方や概念を理解してください。

ここまでは当たり前と言えば当たり前の話なのですが、
一応超初心者さんでもレッスンを理解できるように解説していますので、
上級者さんは流し読みしてください。
意外に引き算するミックスや引き算のEQをする時の基本概念になりますので…

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