新しい言葉&斬新な言葉の定義とは

ここからは、前回解説した作詞の言葉について、もう少し深く掘り下げてみましょう。

歌詞の中での「新しい言葉」とか「斬新な言葉」とは一体どういうものだと思いますか?

とにかく世に出ていない言葉を自分で考えて作る造語の事でしょうか?
もちろんこれは、これで新しい言葉に当てはまります。
しかし、歌詞の中に置いての新しい言葉はこれだけに限らず幾つかあります。

それは、身の回りにある物や言葉でも、意外に歌詞として聴いたことがあまりない
とか、言葉の組み合わせ方が斬新だとか、メロディとして聴いた時に
響きが新しい
とか、みんなが知っている言葉でも、歌詞としては新しい言葉と
なりえるのです。

例えば、「クリアファイルのような透明な心」という歌詞の一文があったとします。
どれも、みなさんがご存知の言葉だけで出来ていますが、歌詞にクリアファイルとか
既存曲であまり聴いた事がないと思います。もしかしたら結構あるかもしれませんが・・
「透き通った綺麗な心(汚れていない心)、まだ、染まっていない純粋な心」の人を表現する
ために、敢えてクリアファイルとかで比喩表現した結果、
斬新な響きだったり、新しい言葉として捉える事が出来ます。

もちろん完全な正解はありませんが、歌詞としてを前提に置いて
普段日常で使用する言葉などを見つめ直してみてください。
何気ない帰り道の風景をじっくり観察してみるだけでも
色々なアイディアが落ちていたりしますので試してみてください。

次回はメジャーの曲とマイナーの曲で作詞者はこれらを考慮する
必要があるのか、ないのかなどを解説していきます。