まずは音階について考えよう
まず最初に音楽理論にはかかせない音階とは何か一緒に考えてみましょう
音階とは、難しい言葉のように思いますが、実は小学校の音楽の授業で習ってるんですね
では、みなさんに質問です「ドレミファソラシド」って知っていますか?
は~そんなの知ってるよ!バカにしてるのかと思われると思いますが、
この「ドレミファソラシド」のことを一般的に音階といいます
でこのドレミって読み方は日本語ではないんですね
イタリア読みなんですよ
参考までに他の国の読み方を示しますと
アメリカ…C、D、E、F、G、A、B
ドイツ…ツェー、デーエー、エフ、ゲー、アー、ハー※表記はアメリカと同じだが読み方が特殊
イタリア…ドレミファソラシド
じゃ日本は?
日本…ハニホヘトイロ
ちょっとダサいんですね
でこれらの読み方で代表的に二つ覚えておくと今後、役に立つんですね
イタリアのドレミはもうみなさんご存じだと思いますので割愛です
まず、絶対押さえておきたいのはアメリカの読みなんですね
これは、J-POP音楽を始め、ブルース、ジャズ、カントリーなどでは、当たり前に使われます
コード進行表記やスケールでは嫌というほど出てきます
例えばこんな感じです
キーはCで循環コード進行の作曲お願いします
循環コードは後でしっかり解説しますがここでは代表的なⅠ-Ⅵ-Ⅱ-Ⅴの循環とします
キーはCなのでコードはC-Am-Dm-G
メロディはCメジャースケールで作るという感じでアメリカ表記は覚えてください
でさらにクラシック音楽やアレンジャーでオーケストラ編曲をやりたい方は
和声法(理論)でドイツ語表記が使われますので覚えておくと便利です
とここまで解説してきましたが、ここではなんとなく理解できたかなぐらいで大丈夫です
時間が経てばいつの間にか理解できています
まだ、最初の方はあまり面白くないかもしれませんが、これから少しずつ楽しくなっていきます
あの曲はこういうコード進行なんだ~あ~あれも、これも、同じコード進行でできているんだと
曲のからくりが簡単に見破れるようになります
似たような曲ばっかりだなとかの理由が理論的に説明できるようになるので楽しいですよ
なんかあの曲ってどこかで聞いたことがあるんだよな~とかが解決すると思います
次は度数について解説します