メジャーツーファイブ「ドミナントコードの半音上A♭メロディックマイナースケール」フレーズ1
「ドミナントコードの半音上A♭メロディックマイナースケール」フレーズ1
このフレーズはマイナーコンヴァージョンコンセプトを使用しています。
Dm7コードではDドリアンスケールを2度からそのまま上昇させています。
G7コードでは半音上のA♭メロディックマイナースケールを6度の音からそのまま下降させてC△7のM3の音に着地するようになっています。
G7コードの半音上のA♭メロディックマイナースケールを弾くとGオルタードスケールを弾いていることになります。
このドミナントコード上で半音上のメロディックマイナースケールを弾く方法はマイナーコンヴァージョンコンセプトの定番アプローチ方法ですので覚えておきましょう。
スケールを弾くフレーズで毎回ルートから弾くとスケール練習のような教則本っぽいフレーズになりますのでルート音以外の音から弾きはじめて、さらにスケールチェンジする所も近い音から弾くことによりスムーズなフレーズになりますので参考にしてみてください。
マイナーコンヴァージョンについてはこちらの記事「マイナーコンヴァージョン」についてで解説しています。
A♭メロディックマイナースケール=Gオルタードスケールになる理由について
A♭メロディックマイナースケールダイアトニックコードから導き出されるコードスケールを列挙します。
・B♭ドリアン♭2・スケール
・C♭リディアン♯5・スケール
・D♭リディアン♭7・スケール
・E♭ミクソリディアン♭6・スケール
・Fロクリアンナチュラル2・スケール
・Gオルタード・スケール
上記のコードスケールの関係からチャーチモードで弾くCメジャースケール=Gミクソリディアンの関係と同じ考え方でA♭メロディックマイナースケール=Gオルタードスケールを導きだしています。